承認のポイント

  • 承認のポイント

相手が気づかない優れた部分(能力、資質、貢献、成長、可能性)を具体的・客観的に伝える

小さなことでよいので行動や結果に至るまでのプロセスを伝える

Iメッセージで伝えるとより効果的

意味づけ(価値や意義を加える)して伝える

上から目線でなく、同じ人間、同じ仲間として対等の関係で誠実に伝える

自分の価値観や都合で評価するように伝えない

  • Iメッセージ

「(私は)勇気づけられました」「(私は)感動しました」「(私は)うれしかったです」「(私は)助かりました」など、私(I)が主語となって発せられるメッセージ

Iメッセージは、私がそう感じているという素直な気持ちを伝えることです。Iメッセージを受け取った人は素直な気持ちで相手の気持ちを受け取ることができます。また、充実感、貢献感、達成感、価値を感じやすくなります。

  • YOUメッセージ

「(あなたは)すばらしい」「(あなたは)よく頑張ったね」「あなたは~しましたね」など、あなた(YOU)が主語となって発せられるメッセージ

事実を伝えるときは主語をYOUにして伝えることがありますが、対人コミュニケーションにおいては評価の気持ちや「あなたはこうあるべきだ、こうすべきだ」という断定的なニュアンスが入りがちになります。人によっては不快を感じたり、受け入れ難かったり、そのメッセージを否定してしまうことがあります。YOUメッセージ発した後は、Iメッセージでフォローするとよいでしょう。